▼OUTLINE
舞台は、平和主義の部族と争いごとの絶えない部族が住む世界。 そこに生きる一人の若者が見た奇妙な世界。その夢は、今の自分とは到底かけ離れた世界のことだった。
しかし、やがて夢の中の自分が現実の世界の自分であるのか、夢から覚めた今の自分が現実の自分であるのか、次第にわからなくなっていく。
夢と思っているのが現実で、現実が夢だったり・・・
夢から覚めたのに、それも夢だったり・・・
今回の劇団ゼロ「真夏の世の夢」はそんな夢のような、現実のようなこの世の「世」をファンタスティックコメディにして、皆様にお見せいたします。

　　　夢の世を　夢と知らず　夢を見る
　　　覚めたる夢も夢　夢もまた夢

◆真夏の世(？)の夢といえば・・・
やはりシェークピア作「真夏の夜の夢」ですよね
でも、でも　劇団ゼロの今年のなつの公演は違います！
そう！「真夏の世の夢」です！！
「夜」と「世」の違い・・・ナニがどうなる？
まずは、シェークスピアの「真夏の夜の夢」のご紹介を・・・
アテネの町から少し離れたところにある森。妖精の住むこの森に二組の若い男女がやってくる。互いに愛し合いながら結婚を許されないライサンダーとハーミア。ハーミアを愛する青年ディミートリアス。その彼に片思いをするヘレナ。追いつ追われつ、夜の森の中を四人はさまよい、やがて疲れて眠ってしまったとき、いたずら者の妖精パックが登場。「ほれ薬」をお床の目に注ぐのだが、相手を間違えてとんだ騒ぎがもちあがる。愛と幻想に満ちたロマンティックコメディ。

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